Ubersuggestを使用してキーワード選定をすることはできるのか気になりますよね。
Ubersuggestでキーワード選定をしてみたところ、「特に問題はなかった」との意見も耳にしますが、実は落とし穴があります。
私自身キーワード選定の依頼を記事制作会社からも受けている立場から、本当に問題ないのか専門的な立場から解説していきます。
コンテンツ
キーワード選定にUbersuggestは使える?
結論ですが、Ubersuggestだけでキーワード選定を完了させることはできますが、
注意
・効率が悪く手間がかかる
・キーワードの洗い出しには向いていない
このようなデメリットがあります。
ただ、以前よりも精度が上がってはいますので、メインキーワードに対し関連キーワードも見つけやすくなりました。
そのため、ざっくりとキーワード選定する際には問題なくUbersuggestでも対応することができます。
実際にUbersuggestでキーワード選定をされている方も少なくはないと耳にします。
ただ、私は徹底的にキーワードの洗い出しから行うため、Ubersuggestだけ使用してキーワード選定を完了させることはしません。
キーワード選定時のUbersuggestのメリット
UbersuggestはSEOツールとしても優秀で凄く便利です。
Ubersuggestがキーワード選定に利用される上で、
ポイント
・検索ボリューム調査に優れている
・関連キーワードが参考になる
・上位表示の難易度が確認できる
このようなメリットがあるため、それぞれ確認していきましょう。
検索ボリューム調査に優れている
Ubersuggestではキーワードの検索ボリュームの詳細を確認することができます。
キーワードプランナーでは、このように広告を利用しなければ詳しい数値が表示されず、「0~10」と曖昧な数値でしか表示されません。
そのため、「1000~」と規模が大きくなればかなり曖昧な数値でしか分かりませんが、Ubersuggestではこのように細かく各キーワードの検索ボリュームを表示してくれるので便利です。
検索ボリュームは月に検索される数値の目安ですが、この数値をもとに優先順位や難易度の予想を立てることもできますのでキーワード選定には必須ですね!
もしあなたがキーワード選定の依頼を受け、仮に検索ボリュームをキーワードプランナーの「10~100」と記載して納品した場合、契約を打ち切られてしまうでしょう。
関連キーワードが参考になる
Ubersuggestの関連キーワードの精度が以前に比べて上がっています。
実際に試してみましょう。
今回は「ダイエット リンゴ」で検索してみます。
すると、キーワードに「ダイエット」と「リンゴ」が含まれる、または関連するキーワードがほとんど表示されます。
このようにざっくりとキーワード選定する際には十分Ubersuggestでも対応できます。
ただ、後半で解説しますが落とし穴がありますのでご注意ください。
上位表示の難易度が確認できる
先程の画像を確認してみると、右側に「SD」と記載がありますよね。
こちらの画像のとおりSEOの難易度を数値化して表示されており、数値が低ければ30以下と低ければ緑色、70を越えてくるようであれば赤色とかなり上位表示が難しいことが一目で分かるようになっています。
ただ、あくまでも目安ではありますので、SD数値が低ければ上位表示させやすいキーワードとは限らず、数値が50だから上位表示は諦めたほうが良い訳でもありませんのでご注意ください。
少し参考にはなるので、数値が低いキーワードを調査してみてください。
【注意点】他のツールを併用する必要がある
Ubersuggestだけでもキーワード選定を行うことができますが、他のツールを併用したほうが良いと言えます。
反対に、キーワードプランナーのように別のツールでキーワード選定を行った際にもUbersuggestを併用して欲しいです。
関連キーワードの不足問題
なぜUbersuggestと他のツールを併用したほうが良いのか?
理由としては、関連キーワードが不足することにあります。
例えば、キーワードプランナーで見つかったキーワードでキーワード選定を完了させたが、Ubersuggestで再確認したところ、まだまだキーワードが見つかるケースもあります。
この関連キーワードの数が上位表示を左右する可能性もあるため、手は抜けませんよね!
ライバル数までは把握できない
Ubersuggestでは検索ボリュームとSEO難易度までしか分かりません。
私は優先順位も把握するため、ライバル状況も確認します。
キーワード選定の依頼を受けた際には、全てのキーワードで確認します。
それだけキーワード選定は重要であり、手は抜けないからです。
信用していただき、お金もいただきますから尚更ですよね!
このライバル状況も同時に明確に数値化してもらえたら最高のキーワード選定ツールだと言えます。
優秀なSEOツールであることには違いない
Ubersuggestの機能を使いこなすことができれば、SEOとしてもかなり使えるツールだと言えます。
他にも今回はコンサルの都合上公開は控えましたが、キーワード選定に対しかなり便利でハイレベルな使い方があるため、こちらはコンサル生限定とさせていただきますことをご了解ください。
ただ、Ubersuggestは関連キーワードの精度も上がり使いやすいツールではあるため、キーワード選定の際にも活用してみると良いですよ!
他のキーワードツールにないキーワードがUbersuggestで見つかるかもしれません。
ちなみに、もっとキーワード選定が効率的に進められるツールが2つあります。
関係者でも知らない方はかなり多いです。
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